就活ふりかえり~辛かったこと~
先日、最後の公務員採用面接を受け終えた。
あとはこの結果を待って、最終的な就職先を定めるのみ。
これにて私の就職活動は完全終了。
思った以上に長引いた就活だった。
すべてが終わった今、少しずつ就活について振り返ってまとめていこうと考えている。
今回は辛かったこと編。
私の就活用プロフィール
大学:Marchのどこか
学部:文系学部
※1年間の浪人経験あり
ゼミ:諸事情により半年で辞める
サークル:無所属
バイト:イベントスタッフ(大学1年~)、観光地の売店など
ボランティア:なし
留学:大学2年の冬に1か月(非英語圏)
インターンシップ:3年夏→1day×複数、3day×1
資格:なし
※8月に自動車免許を所持したが、就活中は未所持だったため、ESや面接では「取得予定」としておいた。
※TOEICの受験経験はあったが、随分前の受験であったこと、公表しても決して採用にプラスに働きそうな点数ではなかった(むしろマイナスに働く可能性あり)ため、ESでは記載しなかった。
TOEICの点数を書く欄があらかじめ設けられているESでは、多少点数を盛って書いておいた。(企業によっては証明書を提出させられる場合もあるそうなので注意)
力を入れた科目:外国に関係するもの(語学、文化など)
趣味:アイドル(ハロプロ)
特技:まず大丈夫だとは思うけど、特定される可能性があるので一応非公開。
※就活終盤に特技といえるものを見つけた。しかし終盤に思いついたものなので、エントリーしたほとんどの企業のESに書くのには間に合わなかった。
私の就職活動
志望:教育業界>食品業界→就活が難航し、徐々に幅広い業界を視野に入れるようになる。
親の勧めにより公務員も受験する。(一時期、受験対策の授業を受けていた。)
就活を本格的に始めた時期:3月中旬
就活を終えた時期:民間→8月下旬、公務員→10月中旬に結果
エントリー数:民間40くらい?しっかり数えていない。+公務員1。
実際の受験数:民間30くらい?+公務員1。ES段階で落ちたものも含む。
内定:5月に1つ、8月に1つ。(ここに先日受けた公務員が加わればいいな…)
就活で辛かったこと
①自分が大した人間ではないことを再認識した
就活前から、自分が大したことのない普通の人間であることはわかっていた。
でもどこかで、自分は周りとは違う特別な魅力を持っている人間かもしれないという期待も持っていた。
私の魅力を見抜いてくれる面接官はそれなりにいるはず…。
しかし現実は不採用のオンパレード。
「人物重視の選考をします!」「面白い人を求めています!」などとわざわざ銘打つ企業から不採用を受けたときはちょっと落ち込んだ。
やっぱり私は大したことない人間だったんだと再認識した。
もちろん「就活が上手くいく=大した人間」というわけではない。
だけど少なくともESや面接という限られた表現の場では、大した人間だと判断してもらえない程度の人間だったことは事実で、ショックを受けた。
②「働きたい企業探し」から「自分を受け入れてくれる企業探し」への移行
就活初期は"自分が本当にやりたいこと"に強くこだわって、かなり業界を絞って就活をしていた。
仕事内容はもちろん、福利厚生など様々な条件を考慮して選んだのは、そこそこ名の知れた企業ばかり。
そこで働く未来の自分を想像してウキウキしながらエントリーをしていた。
このころは完全に私が「選ぶ立場」で企業探しをしていた。
しかし現実はそう甘くない。不採用通知の嵐。
今まで高望みしすぎたか?と思い、別の業界に目を向けたり、少し企業のランクを落として選考を受けるものの、また不採用。
さらにランクを落とすも不採用。
これを繰り返すうちにめぼしい企業がなくなっていた。
途中からは少しでも労働条件がマシで、私でも内定をもらえそうな身の丈に合った企業を探してエントリーするようになった。
この企業探しがとてもつらかった。というより怠かった。
さほど興味もない業界・企業を調べてエントリーするのは退屈すぎた。
仮にその企業から内定を得て、実際働くことになったとしても、そこで楽しく働く未来の自分をどうしても想像できなくて、モチベーションが上がらなかった。
自分の興味がないものでも知ろうとする姿勢は大切だし、深く知るうちに興味が持てるようになったりすることもあるけど、
私は少なくとも就活においてはそこまでもっていくことができなかった。
納得できる民間からの内定を得たとき、真っ先に頭に浮かんだことは「これで興味もない企業探りから解放される!」だった。
③集団面接~面接官の食いつき方の違い
就活において「他者との比較」というのは、自分の精神を無駄に追い込む危険な行為。
他者と比較して自分の方が上だと思える人や、上の人を見て参考にしようと思えるような人は良いけれど、大半の人は自分よりも上を見て悔しがったり落ち込んだり、焦ったりするのではないか。
私は基本的に他者との比較はあまりしなかった。
まず就活生の知り合いがほとんどいなかったため、比較対象がなかった。
さらになんだかんだ言って「卒業前にどこかしらに就職が決まればいいや」「今の私を受け入れてくれる企業が絶対どこかにあるはず」というゆるい考えが常に心の奥にあったので、早く内定を得た人や大企業から内定を得た人を見てもそこまで焦ることはなかった。
でも集団面接だと、良くも悪くも自分と他の就活生との差が見えてしまう。
目の前で見えてしまうと比較せずにはいられない。
私が気にした差というのは、持ちネタの質とか発言内容のかぶりがどうとかいうのではなく、面接官の反応の差である。
面接官、私のときはES見て無理やり質問をひねり出してる感じだったのに、
他の学生のときは本気で興味持って質問を投げかけている。
メモをとられる量が明らかに私の方が少ない。
(こちらからメモ用紙がガッツリ見えているんだよ。もっとちゃんと隠せよ。)
自分の方が勝っているような場合は、それが自信となり、さらなるパフォーマンス向上につながるかもしれない。
でも逆だと悲惨。「一刻も早くこの場から逃げ出したい」以外の感情がなくなる。
嫌われるより、興味を持たれないことの方が辛いって本当かもしれないと思った。
自分のESネタが大したことないから仕方がない。自業自得。
私が面接官の立場でも、きっとああいう対応をしてしまうと思う。
でもなんだか辛かった。
反省
私が挙げた辛かったことというのは、ほぼ「自業自得」に落ち着く気がする。
詳しいことは後悔編で。
p.s. 初めて目次を導入してみた。少しは見やすくなったかな?