ごじら日記

最近就活を終えた19卒の女子大生。就活のこと。日記。愚痴。趣味。

【就活】ダメもとで公務員試験を受けた私、見事まぐれ合格を果たす。

 

(信じられない奇跡に舞い上がっています。ウキウキです。自慢みたいにとらえられる部分があるかもしれませんが、許してください。今だけは調子に乗らせてください。)

 

先日、唯一受験した公務員採用試験の結果が出た。なんと合格!おめでとう私。

面接では全然手ごたえがなくて、絶対落ちたと思っていたからこの結果にはかなり驚いている。

 

最終的な就職先はここに決めることにした。

私はもともと民間志望で、公務員は父のゴリ推しでしぶしぶ受験をしたにすぎなかった。公務員の仕事内容にはどうしても興味が持てなかったし、なんとなく公務員に対して良いイメージを持っていなかったので、仮に合格しても絶対になりたくない!とまで思っていた時期もある。

そんな私がなぜ民間の内定を蹴って公務員を選んだか、答えは単純。労働条件が勝っているから。

 

今内定を持っている某民間企業は、一般職枠であり、給与が低い・昇給がすぐに頭打ちになる、仕事が退屈そうというマイナス面もあったけど、何より他の企業と比べて福利厚生がかなり良いという点に惹かれていた。

今回内定をもらえた市役所は、上と比較すると、仕事への興味は乏しいという点では同じだけど、給与や福利厚生の条件は勝っているので、総合的に判断すると圧倒的にこちらの方がいい。

本当は興味のある仕事ができる、労働条件が良い民間企業への就職が理想だったけど…。まぁ仕方がない。

 ワークライフバランスを充実させることができそうなので良しとする。

 

それにしても、私が合格するなんて本当に奇跡だと思う。色んな条件が絶妙に私にマッチしていたおかげ。

もともと父の命令で地元周辺の複数の自治体を受験する予定だったんだけど、色々あって1つしか受験できなかった。(色々な事情のうち1つは過去記事参照)

 

gojira-nikki.hatenablog.com

 

でもこの唯一受験資格を得た自治体の採用試験方式が、私にとって最高に良かった。

 

良かったポイント①教養科目のみの筆記試験

市役所の試験は、自治体ごとに出題範囲や難易度が違う。出題範囲をざっくり分類すると専門科目と教養科目の2つがある。専門は法律・経済・行政に関する科目。教養は数的処理・文章理解・社会科学・人文科学・自然科学など幅広い分野の科目。

専門科目の方が難しくて早い時期からの対策が必要とされるんだけど、私が受けたところは教養科目のみの出題だった。そして1つしか受けてないから比較できないんだけど、おそらく難易度もそこまで高くなかったと思われる。

私は公務員試験対策のため予備校に登録していたもののほぼ活用しなかったから、受験当日はぶっつけ本番状態に近かったんだけど、5肢択一問題だから、わからなくても適当に選べたり、大学受験までの知識や普段の授業から得た知識、また新聞などからの情報を駆使すれば選択肢は大体絞ることができた。

教養科目のみの試験なら、公務員試験対策をしていない民間志望の方でも受かることはそれなりにあると聞いていたけど、納得。

 

良かったポイント②小論文のお題が簡単

筆記試験と同じ日に、小論文の試験もあった。対策をしてなかったし、そもそもその市のことをあまりよく知らなかったので、何も書けずに出す羽目になるかも…とドキドキしていたのもつかの間。お題が発表されて内心舞い上がった。

「〇市をより住みやすい町にするには?」書きやすいテーマで救われた。これならそんなに市のことを知らなくてもごまかせる。

それにそもそも公務員(市役所?)の小論文というのは「減点されない文章」を書ければとりあえずオッケーらしいので、私は独創性は捨てて、ありきたりな内容を分かりやすく論理的に述べることに努めた。

 

 良かったポイント③集団討論がなかった

私は集団討論が本当に苦手。得意と言う人の方が少ないだろうけど、それにしても皆なんだかんだで上手で、私は人より集団討論の力が劣ってると感じていた。

進行をしたり、皆の話をまとめたり、他人の意見に突っ込んだり…。そういうのが全然できなくて、過去に経験した集団討論では、いかにマイナス点をつけられないかを意識して、なんとか最低限のこと(人が話しているときに相槌などで反応する。自分の意見を1つの流れにつき最低1個は言う。など)をするので必死だった。

集団討論を課す自治体が結構ある中、私が受けたところはなかった。集団討論がダメダメな私はこれにかなり救われたと思う。

 

 こんなかんじで、私にとって都合の良い条件がことごとくそろった結果、奇跡的に合格を勝ち取ることができた。なんと運がいいんだ。

※ちなみにコネはない。

 

今回の件を受けて、民間志望で公務員になることなんて微塵も考えてないような人も、記念受験はしてみるのもありだと改めて思った。ESを書く手間は増えるけど、それは民間の志望先を1つ増やすのとそんなに変わらないし。運良く合格を果たせば、進路の選択肢が広がるし、民間就職に失敗したときの備えとしても悪くないのでは?

最近は地方公務員は面接重視(人物重視)の傾向にあるので、筆記で足切り回避さえすれば、合格できる可能性も十分に考えられる。地方公務員の面接時期は遅いところも多いので、さんざん民間の選考で鍛え上げられた面接対応力が有利に働くかも。

そして何よりダメ元で受けるから、良い意味で緊張感が少なく、リラックスして臨める。

 

就活初期は「公務員になんて絶対なりたくない!受けたくない!」と言っていた私。

華麗な手のひら返しクルクル。

 

とりあえずよかった。

最初はダメもとだったけど、筆記試験に合格してからは、「ここまで来たならいっそのこと合格したい!」という気持ちが芽生えていたので、この結果は素直に嬉しい。

今後は内定取り消しにならないように、交通事故など問題を起こさないように気をつける。