ごじら日記

最近就活を終えた19卒の女子大生。就活のこと。日記。愚痴。趣味。

お化け屋敷の思い出&紹介

 

私はお化け屋敷が大好き。

でも1人で入るのは怖いので、いろんな人につき合ってもらって、お化け屋敷巡りをしている。

今年は就活があってまだ一回も行けていないのが残念。

 

つい1ヶ月前に別れてしまった元彼くん(当時はまだ交際前)とも、

去年のちょうど今くらいの時期にお化け屋敷に行ったんだけど、

そのお化け屋敷が普通のお化け屋敷とはちょっと変わったスタイルであったこと、

また元彼の反応が面白かったことを思い出したので、記録しておく。

 

 

 

オバケンというお化け屋敷をご存知だろうか。

 

オバケン シーズン5 畏怖咽び家 (いふむせびや)

 

古民家をまるまる1軒使った、新感覚ミッションクリア型お化け屋敷。

最近流行りのリアル脱出ゲームのお化け屋敷バージョンってかんじ。

 

 

設定があるんだ。

私たち参加者は、方南町の格安物件を探しているという設定。

ある日、インターネットで家賃3万というかなりの格安物件を発見し、内見を予約。

ここから恐怖のストーリーが始まる…。

 

 

貴方は一軒家に隠された謎や数々の試練を乗り越え、この呪われた家から脱出しなくてはなりません。
ただし、この家には数々の人間を殺害してきた凶悪犯がいます。
住人に気づかれぬ様、ミッションを遂行してください。
もし、気づかれてしまうと、、、、。
さあ、史上最恐のスニーキングミッション(かくれんぼ)のスタートです。
<一番こわいのは、ニンゲン>
今回のオバケンはお化け屋敷ではなく人間屋敷。殺人鬼のいる家から無事生還してください。
是非、ホラー映画の主人公になった気分でお楽しみください。(所要時間:トータル60分 説明・移動込み)
貴方はこの館から無事生還することができるか?

 

 

「一番怖いのは霊などではなく人間」っていうのはよく言われることだけど、

これをメインにお化け屋敷的なアトラクションを作ってしまうなんて斬新だなと思った。

 

サイトがけっこう凝っているから、行く気があろうがなかろうが、ぜひ一度はのぞいてみることをおすすめする。

 畏怖 咽び家

 

 

4つの章があり、シーズンを通して徐々にストーリーが追加されていく。今は3章まで追加されているみたい。

みんな最初は第1章からスタートし、クリアしたら次の章へ進める。

 

料金は前売り券は1人¥2500くらい。コンビニ支払いの手数料を入れると¥2800くらいだった。ややお高め。

 

 

 予約した日時に方南町駅でスタッフさんと待ち合わせ。

スタッフさんは看板的なものを持って立っていたので、見ればすぐにわかる。

 

本人確認などをした後、歩いて会場となる家へ向かう。

けっこう歩いた記憶がある。徒歩10分くらい?忘れた。

 

到着。

私たちが参加したのは昼間で明るい時間帯だったんだけど、この家だけやたら暗くドンヨリしていて不気味だった。雰囲気◎

 

まずは荷物を家の外に鎖でつながれているBOXに入れる。携帯とかも全て入れなければならない。探索中に落とすと困るので。

BOXは鎖で繋がれているし鍵も付いている。しかもちゃんと敷地内にはあるし、塀の陰に隠れているので外から丸見えの場所にあるわけでもない。

とはいえ、外に置いてあるBOXに入れておくなんてちょっと不安だった。

 

 準備万端。家のドアの前にスタンバイ。

注意事項がかかれた紙を渡され、参加者全員(といっても私と彼の2人だけ)音読させられた。サインもしたような気がする。

 

さあ、いよいよ家の中へ…。

 

 

 

まず全体の感想としては、とにかく超怖かった。

常に命の危機に晒され続ける恐怖と、長時間暗闇にいることの恐怖。

普通のお化け屋敷も怖いけど、怖さの種類が違う。

暗所恐怖症とか閉所恐怖症の人はやめたほうがいい。気が狂う。

けっこう精神にくる。楽しいけどね!

 

 

 

続いて彼との印象的な思い出。

2つある。

SNSなどでネタバレはしないようにと言われているので気をつけるけど、若干ネタバレ要素あるかも…すみません。

気になる人は次の★までスルーしてください。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

まず1つ目。

靴を履き替え、建物に入ったばかりのとき。

ある部屋に案内された。

スタッフさんが去ったあと暗転し、スピーカーから流れてくる説明?ストーリー?みたいなのを聞くんだけど、

その内容や語り方、効果音などが怖すぎて、つい隣にいた彼の腕にしがみついてしまった。

上でも述べたけど、このとき私たちはまだ交際前。突然の私の行動に驚いた彼が

「お?なんだこれは!なんだこれは!なんだこの展開は!!」と言いながらあたふたしていたのが個人的にウケた。可愛かった。

あのときの私、わざとじゃないとはいえ、よくあんなことやったなぁ。

 

 2つ目。

こっちが特に印象的だった思い出。

ネタバレしかけているような気がするけど…。

セーフセーフ!ざっくり書く。

 

家を探索中、たまに殺人鬼が家の中をうろつき、参加者を捕まえようとする。

大きな足音を立ててやってくるので、足音が聞こえたらどこかに隠れなければならない。

私と彼は同じ場所に隠れたのだが、2人とも見つかってしまった。

そのとき…

 

彼が殺人鬼に、私を人質として差し出して逃げた。

 

殺人鬼も思わずボソッと「度胸ねぇな」と彼に言い放った。

 

殺人鬼の人間味を垣間見た瞬間だった。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

懐かしい。

私は去年彼と第1章にチャレンジして失敗したきり、行っていない。

 

このお化け屋敷、一発クリアはかなり難しいんだ。

難しいというか、ほぼ無理。

当時スタッフさんに聞いたら、はじめての人で一発クリアした人は過去に1〜2組いたかどうか程度だと言っていた。

最初はどうしたら良いのか戸惑ってしまったり、あと無駄にビビってなかなか動けなかったりで、時間ロスをしてしまって、

勝手がわかってきたところでタイムオーバー。

 

複数回チャレンジするか、経験者を連れて行くかしないかぎり無理。

 

 

すでに1回行ったことのある私は、色々と事情がわかっているから次チャレンジすればクリアでき…そう。

 

そろそろもう一回チャレンジしてもいい頃なのではないかと思っているんだ。

ただ一緒に行ってくれる人が見つからないことと、チケット料金がやや高めなのがネックでね…。

 

もうちょっと安ければ気軽に、何度も行けるんだけどなぁ。

3000円弱はちょっと高い。

 

 

でもかなりの恐怖、普通のお化け屋敷とは違う恐怖を感じられて面白いので、

怖いもの好きな人にはオススメ。

 

 

※私が行ったのは一年も前なので、今は仕様が変わっているかも。