お盆の時期になると夢に出てくる。
今日昼寝をしていたら、夢に10年前に亡くなった祖母が出てきた。
ここ数年、毎年この時期になると出てくる。
祖母だけのときもあれば、8年くらい前に亡くなった祖父も一緒に出てくるときもある。
無意識のうちにお盆(=先祖の魂が戻ってくる)を意識して、こういう夢を見てしまうのか?
夢のタイプや登場の仕方はさまざま。
昔みたいにおばあちゃんの家で楽しく過ごしている日常系もあれば、
夢独特の変なストーリーの中に、役者の1人として、生前の本人の人物像とは違った様子で出てくることもある。
どんなパターンでも、
伝えたがっているであろうメッセージは大体同じなんだろうなっていうのは夢の内容から想像がつく。
多分自分たちの存在を思い出させることで、
墓参りに来て欲しがっているんだと思う。
祖母の方が頻繁に出てくることや、メッセージの伝え方から、生前の2人の性格の差が出ていて面白い。
祖父は
「みんな忙しいだろうから墓参りなんかいいよ。たまに思い出してくれたらいいよ。」って言っていそう。
だからあまり夢にも出てこない。
それに対して祖母は
「忙しくても呼んだら来るかもしれないじゃん!ちょっと声かけてみる!」っていうノリで毎度出てくる。
面白い。
亡くなってから時間が経ち、私が祖父母の存在を意識する機会が減ったことが、
ここ数年で夢に出てくるようになった理由かな。
あと墓参りに関していうと、
父方の墓は家から比較的近い場所にあるので気軽に(?)墓参りに行けるんだけど、
今回の主人公である祖父母が入っている母方の墓は少し遠い場所にあり、
また父方の墓参りの方が重視されがちなこともあって、年間の墓参りの回数が父方より少ない。
ただでさえ少ない墓参りの機会を逃してたまるか!という思いを持って、夢に出てお知らせしてくれるんだろうか。
祖父母の夢から覚めたあとは、懐かしい気持ちとともに、なぜか涙が止まらなくなる。
実際墓参りに行くと、そこでもワケもなく泣きそうになってしまうんだよ。
なぜだ…。
ちゃんと墓参りには行くから安心してほしい。